恋愛相談Q&A:元彼と連絡を続ける彼女が、元彼と自分の両方を大事だと言うので、困っています。

*****読者より*****

HEROさん、僕は2年付き合っている彼女と、とても仲良くやっていました。二人の関係はとても上手くいっていたのですが、二ヶ月ほど前、彼女がモトカレにばったり会ったそうです。その時、彼女がモトカレに今の彼氏(僕です)ととても上手くいっていて幸せだというような話をしたらしいのですが、それがモトカレに火をつけたのか、それからモトカレが彼女に電話やメールをしたり、その話の中で昔の思い出話をしながらアタックをするようになりました。彼女は最初混乱してたようですが、今では「どっちのことも大事」だと言って、僕と会うたびに感情的になって泣くようになってしまいました。このシチュエーションでは僕はどうするのがいいのでしょうか? 僕は彼女の事が本当に好きだし、彼女も本当は僕のことが好きだと思います。ただ、モトカレのしつこいアタックに、優しい彼女が情にほだされたのだとも思います。もう会わずにほっておいて、僕の大切さに気付いて帰ってくるのを待つべきなんでしょうか。でも、そうしたら向こうに取られてしまう可能性もあるので、逆に僕の思いを伝えたり、二人がどれだけ上手くいっていたかを話そうとも思いましたが、こっちが押したら向こうが重くなって嫌になるかもしれないと思い、全くどうすればいいかわかりません。とても困っていて、毎日が暗いです。どうかアドバイスを下さい!

(新宿区 武田さん)

******HEROの答え******

武田さん…

その彼女は、いい彼女ではありません。

…わかります。「でも、こういういいところがあるいい子なんだ」というような弁護の声が聞こえてきます。もちろん、そうでしょう。彼女は魅力的な女性かもしれませんし、心の優しい人かもしれません。

ただ、彼女としてはひどいです。(こういうことは言いたくないですが、これが私の役目なので…)

いい彼女とは何でしょうか。そもそも彼女とは何でしょうか。少しだけ思いつくままに挙げてみると;

  • いい彼女は、あなたとの関係に対して本気で取り組んでいる。
  • いい彼女は、あなたを幸せにしようと努力する。
  • いい彼女は、あなたが彼女にとって特別な存在である事をあなたに示す。
  • いい彼女は、あなたと長い時間を一緒に過ごす。
  • いい彼女は、あなたが弱っているときでも味方になってくれる。

これは、そのまま「彼氏」におきかえてもいいですよね。そもそも、本気で付き合っている恋人とは、そういうもののはずです。お互いに思いやって、関係を良いものにしていこうと共に努力するものです。

で、悪い彼女とはどんなことをするでしょうか? 武田さんは分かっていると思いますが、念のため;

  • 悪い彼女は、元彼と頻繁に連絡し、元彼の電話やメールに頻繁に返信する。
  • 悪い彼女は、今付き合っている彼氏との関係に全力を注がずに、元彼に対する想いをひきずっている。
  • 悪い彼女は、彼氏と会うたびに感情的になって泣く。
  • 悪い彼女は、彼氏に、元彼のことも同じくらい好きだといって心配させたり嫌な思いをさせ、不幸にする。

そうです、武田さん、あなたは悪い彼女と付き合っているのです。これは、彼女がダメな人間だと言っているのではありません。そして、ここも重要ですが、だからそんな女性を好きになってはいけないと言っているのでもありません。ただ、あなたのことをゴミのように扱うのを許してはいけないということです。「ゴミのように扱われるなんて、そんなことはないです…」と思いますか? 少なくとも私には、彼女が、大事な彼氏としてあなたのことを扱っているようには思えません。武田さんは、「とても困っていて、毎日が暗いです。」とおっしゃっています。毎日を暗い日々にするために我々は恋愛をするわけではありません。むしろ真逆でしょう。

実際どうすればいいか、という事ですが、この場合、「会わずにほっておいて、帰ってくるのを待つ」とか、「こっちが押したら相手が重くなって引いてしまう」というような恋愛ゲーム的なものではありません。胸を張って、「僕は恋人からそんな扱いを受けることを許すわけにはいかない」と、自分の尊厳を守り、別れましょう。彼女がもしそれに気付いて戻ってくれば、今度こそ本当の「いい彼女」として交際が出来るでしょうし、そうでなかったら、次の恋愛に進むのがベストではないでしょうか。

…幸運を祈ります。

結婚の誓いは契約?:永遠に愛する事を誓う時代は終わったのか?

愛は、どれくらいの期間続くものでしょうか。一生、七年、七ヶ月、七週間?

そもそも、恋愛中の時にこういった質問をする気にはなりません。だって、「一生続くに決まってるじゃない!」と、その時は思っているわけですから(笑)。

ただ、現代とは、恋愛中の人でさえも「この状態は長く続かないだろうな」と思いながら「今の恋愛状態を楽しむ」というような文脈さえ出来てしまっている時代です。

離婚率も上昇傾向にあります。スウェーデン・ロシア・米国などでは50%の離婚率があるという統計も出ています。つまり結婚したカップルの二組に一組は離婚しているわけです。日本の場合、人口当たりの統計を出すので、結婚カップルに対する比率は出ていないのですが、その統計値が近いフランスの離婚率が38%、オーストラリアが34%というところから、日本でも約三割くらいは離婚しているのではないかと推測できます。

三割と言うと三~四組に一組くらいの割合ですが、確かに周りを見渡してみると、離婚経験者は結構いたりしますよね。

そんな現状を生きている私たちにとって、結婚の時(スタイルによりますが)に交わされる、「死が二人を分かつまで、愛を誓い、妻/夫を想い、妻/夫のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?」というような結婚の誓いに果たして意味があるのだろうか、と思っても不思議ではありません。(そもそも、クリスチャンでない人間にとっては最初からそんなものは関係ないのですが、日本では教会で式を挙げる人が多いですよね。)

そこで登場したのが、ドイツの政治家ガブリエル・パウリです。彼女は「結婚を七年契約にするべきだ」という主張をしたのです(彼女は二回離婚しています…)。

つまり、パウリのアイデアは、「死が二人を分かつまで」でなく、「七年の結婚契約が切れるまで」の愛を誓い、七年後に結婚契約を延長するかどうか決められるというものです。それによって、七年後に別れる決断をしたとしても、離婚や、それに伴うわずらわしい法律関係の作業や、精神的な疲弊が回避できるというわけです。

もちろん、このアイデアは話題になり、賛否両論を多く引き起こしました;

「結婚は神聖なものであり、法律によって認められているもの」(中道右派)
「結婚はそんなに軽く扱っていいものではない」(上の世代のまともな層)
「信仰をないがしろにするバカモノめが!」(保守系キリシタン)

というような反対はもちろん、

「それは素晴らしいアイデアだ!!」(離婚経験者)
「若者の結婚離れを回避できる」(人口減少悲観論者)
「本気で付き合うのが恐くなくなるかも」(割り切ったカジュアルな恋愛しかできない人)

などの賛成もあるわけです。

この議論はおもしろいですが、やはり「結婚って結局何のためにするの?」という大きな問いに各自答えなくてはいけなくなるわけです。

「子供のため」という答えはどうでしょうか。子供のために、もう終わった関係でも続けなくてはならないのでしょうか。子供の親は結婚していなくてはならないのでしょうか。離婚率が50%を越えている国の子供はそうでない国の子供より幸せなのでしょうか、不幸なのでしょうか。

…そこで最初の問いに戻ります。愛は一生続くのでしょうか、七年続くのでしょうか? そしてどれくらい続くかを、前もって知る事は出来るのでしょうか。

皆さんは「結婚七年契約」に賛成ですか、反対ですか?

「めぐり逢い」のケン、いい人の中のいい人

レオ・マッケリーの「めぐり逢い」(1957)を久しぶりに見ました。



この映画を観たことがある人も多いと思いますが、ケーリー・グラントとデボラ・カー主演のラブストーリーで、お互いに別の婚約者のいる二人が船上で出会い恋に落ち、エンパイア・ステート・ビルでの再開を約束するが、デボラ・カーが事故にあってしまいその約束が果たせず、すれ違ってしまう…というようなストーリーです。

序盤、初めてカーの船室に行くあたりの会話はなかなかいいですが、恋愛自体に関してはデーティング・コーチとして特筆しておくべきことはそこまでない作品です。

ただ、私の目を引いたのが、デボラ・カー演じるテリーの婚約者であるケンという男(リチャード・デニング)です。

ケンは、婚約者テリーをケーリー・グラントに取られるわけですが、テリーに振られた後も、ずっと彼女の事を思い続けます。

こっぴどく振られた後も(紳士的に)追いかけ、挙句の果てに他の男に会いに行く途中で事故にあったテリーに付き添い、励まし、「いつでもなんでも、必要だったら僕がいるよ」的な発言すらして、愛するテリーに尽くします。そして極めつけは、なんとテリーの恋の応援までする始末です。

……。

…もちろん、みなさんは最後どうなるか想像がつきますよね…

そうです、テリーはケーリー・グラントとくっつき、(映画的には)めでたしめでたしのハッピーエンドになるわけです。

観客は皆、ああよかったね、二人の誤解がとけて。ああよかったね、二人が幸せにくっついて。と思って映画館を後にすればいいかもしれませんが…

ケンはどうなるの!!! という話ですよ(笑)。

恐らく、あんなに紳士的にテリーの幸せを願うケンだから、紳士的に諦めて、紳士的に祝福して終わりだろう、という想像させるような感じにはなっていますが、これが現実だったらそうはいきません。

愛する女性をただ取られ、さらに他の男性を愛するその女性に献身して、そして一人ぽつんと取り残されるいい人。

悲しいかな、この映画はここの部分に関してはリアルです。いい人すぎる男はプレイボーイに負けるのです。そして現実では、二人がハッピーエンドになった後もケンの人生は容赦なく続くのです。

男性諸君…

他の男が好きな女性に一途に尽くすことで、彼女に振り向いてもらおうという作戦はほとんど成功しません。

ケンになってはいけませんよ…

「めぐり逢い」をチェックする

振る時に言ってはいけないセリフ+振られた側の反撃

前回に話したとおり、恋人同士の別れにおいて、感情的な準備が出来る分、振る側は振られる側より少しだけ辛さが少ないのが普通です(楽ではありませんが)。

振る側の準備は色々あると思いますが、今回は振る側が振る時に言ってはいけないセリフについて話してみたいと思います;

振る時に言ってはいけないセリフ(+それに対する、怒れる振られた側の反撃)

①「君のせいじゃなくて、僕のせいだよ」

「はぁ? そんなの100%あんたのせいでしょ、誰が「私のせい?」って聞いた?」

②「君がきらいになったとか、そういうのじゃなくて、ただ別れた方がお互いにとっていいんだと思う」

「はぁ? つまりあんたは他の女と遊びたいだけでしょ?」

③「君が僕のことを想うほど、僕は君のことを想っていない、君の愛情を返せる自信がない」

「ハァ? 誰があんたことをそんなに好きだって? あんたみたいな三枚目が私とデートにいってもらえるだけでも感謝の涙を流しなさいよ」

④ 「君はとても素敵な人だと思うけど、僕には合わない、他に素敵な人を見つけてくれ」

 「ハァ? あんたは素敵でもないし、私とは釣り合わないの、あと、あんたなんかに言われなくても素敵な人がわんさかいるんですけど?」

⑤「僕たちは上手く行ってないよ」

「はぁ? そりゃああんたが何にも努力しないからでしょ? ちょっと問題があった時に直そうとしないでウジウジ逃げるばっかりだから進歩しないんでしょうが、このクズ野郎

⑥「友達にならきっとなれるよ」

「ハァ? お前の友達なんかになりたくねえよ、そもそも友達になりたいんだったら最初から付き合ってなんかねえんだよ、「あなたはもう恋人にはしてあげないけど、友達にはしてあげる」ってか? だからお前は何様なんだよ」


…どうですか? 性別は任意につけただけです。

さらに番外編として、別れ話の後に、他の物で少しでも埋め合わせをしようとするのもヒドイですよね。

「犬はそっちが引き取っていいからさ」 「一緒に使ってた電子レンジは置いていくからさ」「来月に予約していたコンサートのチケットはお前にあげるから、友達とでも行ってくれよ」

そんなもので少しでも振られた側の心が安らぐと思ったら大間違いです。結局は、振った側が自分の罪悪感を少しでも減らそうとしている行為にすぎないんですね。

恋人との別れは本当に消耗しますよね…

今、そんな恋人との別れの真っ只中にある方は失恋から立ち直る本を読むことをオススメします。あなたのハートを傷つけたダメなあいつときっぱり決別することができる一冊です!