男が大嫌いなセリフ① 「私ってかわいい?」

「私って、かわいい?」には、「私、キレイ?」「私ってどう?」「変じゃないかな?」「新しい髪形(服)、ダサくないよね?」などの、色々なバージョンがありますが…

ある程度の人生経験をした男性(笑)にとっては、これに対する正しい答えが一つしかないことを知っています。

…もちろん、「かわいいよ」です。

ただ、このやりとりがそれだけですんなり終わらないこともあります…

男性の模範解答の後に、「本当?」「嘘つき」「気持ちがこもってない」「どうカワイイの?」「どれくらいカワイイの?」「~ちゃんよりカワイイ?」などの詰問が続く事も珍しくないでしょう。

ただの一問一答のやりとりの中に、色々なサブコミュニケーションが潜んでいるわけです。

例えば、一番一般的なのが、女性はただ、彼に褒めてもらいたい、かわいいと言ってもらいたいだけだという時です。その場合はこんな感じでしょうか;

女:「私ってかわいい?」 (かわいいって言って!褒めて!私がカワイイこと知ってるけど、もう一度確認させて!)
男:「かわいいよ」(お前はいつもかわいいよ)

ただ、女性が自分の美貌を汚すような要素を自分で発見している場合だったらどうでしょうか。ニキビが顔の真ん中に出来た、ホクロが出来てしまった、少し太ってしまった…そんな場合、前回と同じトーンで男性が答えた場合、正解にならないわけです(笑)。つまり;

女:「私ってかわいい?」(ニキビができちゃって3キロ太っちゃったけど、それでもまだ私が魅力的だって言って!)
男:「かわいいよ」(うるせえなあ、このニキビ豚が、お前の欲しい答えは分かってるんだよ、言えばいいんだろ、言えば?)

…ちなみに、カッコの中は、女性にとってそういう意味に聞こえてしまった、ということです。女性にとっての不安要素が無いときと全く同じ答え方をすると、こういうことになる可能性があり、結果、女性は「嘘でしょ」「本当の事言って」などのリアクションを取るわけです。ここでの正解は、女性の不安要素に気付き、その全てを抱擁するかのような優しいスマイルです。その場合;

女:「私ってかわいい?」(ニキビができちゃって3キロ太っちゃったけど、それでもまだ私が魅力的だって言って!)
男: 「かわいいよ」(ははは、そんなニキビくらいで不安になっちゃってかわいいやつめ。お前はいつもと同じように、今日も死ぬほどかわいいよ。)

 ということになり、解決するわけです(笑)。

しかし、もし、 「少しの不安要素」どころか、9キロ太り、いつものかわいい服やセクシーな服が一切入らなくなってしまい、自分でも「ヤバイ…」と思っていたらどうでしょうか。上記の答えを使った場合はこんな感じになります;

女:「私ってかわいい?」(もうちょっと食生活に気を配って、運動をしなきゃいけなかったのは分かってるの、でも、私の事をまだ魅力的だと思ってくれてるよね? そうだよね?)
男:「かわいいよ」(とりあえず黙らせるためにお前の聞きたい答えを言っているだけだよ、この仔カバが)

あああ…またしても不正解になってしまいました。この場合はかなり答えが難しくなってきます。正解は、不安要素に対して自分も心配している、というトーンをコミュニケートすることです。それを成功させるとこうなります;

女:「私ってかわいい?」(もうちょっと食生活に気を配って、運動をしなきゃいけなかったのは分かってるの、でも、私の事をまだ魅力的だと思ってくれてるよね? そうだよね?)
男:「かわいいよ」(俺はお前が好きなんだよ、見た目が変わっても、ヨボヨボのおばあちゃんになっても、俺がお前を好きでかわいいと思う気持ちは変わらないんだ)

ただ、不安要素がさらに大きくなったらどうでしょうか? 他の状況が変わったらどうでしょうか? とにかく正解を出すのは難しく、かなりの労力がいるわけです。したがって、男性がこの質問に答えるのが面倒になってしまうのも仕方のないことです。そこから、全てのパターンを一般的に要約するとこうなるでしょう;

女:「私ってかわいい?」(私を肯定して!私を認めて!)
男:「かわいいよ」(めんどくせえ女だなあ)

…そうです。「私ってかわいい?」は男の大嫌いなセリフです。

デーティング・コーチ又は恋愛アドバイザーの選び方④ ダメコーチのパターン

その人のコーチングを実際に受けてみたのなら、ダメなコーチを見分けるのは、そんなに難しいことではありません(笑)。ただ、実際にお金や時間をかける前に分かったら助かりますよね。

そんな観点から、私が思う明らかなダメコーチ(笑)の見分け方を、実際に私が業界で出会ったことのあるダメコーチの話などをしながら話してみたいと思います。

ダメなコーチのパターン

①自分自身が成功していない
これは言うまでもないですよね。私の友人で、アメリカのデーティングコミュニティのクオリティを監視している団体に参加している人がいます。アメリカでは、そんな団体があるほど恋愛関係のコーチングが浸透しているという事でもありますが、最近アメリカでは特に、男性に「ナンパ」を教える「ナンパ師」がナンパの技術を教える、という分野において、デーティング・コーチを自称する胡散臭い輩がたくさん出てくるという状況があったのです。

そこで、その団体が、本当にちゃんとしたコーチングなのか品質管理をするということになるのですが、一度友人に付き添って、覆面調査に同行したことがあります。

そこで、その「ナンパ師」に接触し、自分たちの素性を隠して話を聞きだす(話を聴くのは我々の得意分野です…)のですが、そこでその「ナンパ師」が誇らしそうに言ったのです…

「この二年間で、8人の女を抱いたよ」

……。

これを聞いたとき、さすがの友人も苦笑いしていました(笑)。

何人の女性と関係を持ったという事を誇らしげに話す精神的な未熟さもヒドイものですが(私は幸運にもまだ会っていないのですが、日本にも、「何人切り」などの恥ずかしい事を誇らしく言っている人が本当にいるらしいです 笑)、それくらいのレベルの成功で平気な顔で人に教えているという事実も恐ろしいですよね。

…勘違いしないで欲しいのですが、「二年間で8人としか関係を持っていないからダメだ」と言っているのではありません。恋愛の成功は、恋人の数などでは計れるものではありません。ただ、「ナンパ」という特定のジャンルで人に教える立場に立つなら、それくらいのレベルでは話にならないという事です。

②「絶対」成功する方法を知っている、と言う
これは少し考えれば誰にでも分かることなんですが、複雑な男女のコミュニケーションにおいて「絶対」は有り得ません。したがって、「絶対」モテるようになるとか、「絶対」成功するとか、「絶対」彼氏とのヨリが戻せる、とか言う人は100%嘘つきです。

③「私の方法が一番いい、他は全部ダメだ」 みたいなことを言う
これは意外と多いパターンです。本物のデーティング・コーチはそれぞれに皆独自のメソッドを持っています。それに誇りを持つのはとても素晴らしい事なのですが、「私の方法こそが最高で、他の同業者はみんなクズだ」のような事を直接的・間接的に言う人がいます。こういう人は危険です。

実際はどうかというと、人それぞれ、合うコーチング法と、合わないコーチング法があります

例えば、あなたがあるコーチのところに行ったけれども、そんなに効果が出なかった。そういうことはもちろん有り得る事ですが、だからといってそのコーチが偽者で、詐欺師であるというわけではありません。必ず、相性と言うか、あなたに合う・合わないというのがあります。あなたにはあるコーチング法は合わなかったけど、違う方法だったらしっくりきた。それが普通で、誰にとってでもこれが一番いい方法なんだ、というメソッドはありません。

これは恋愛に似てますよね。ある恋人と別れたからと言って、それは相手やあなたのどちらかがダメだからというよりは、相性が合わなかったという事の方が多いと思います。

それなのに、「私のコーチングが一番だ」とか、「他の奴らは全員ダメだ」とか、「私のコーチングで結果がでなかったらそれは生徒のせいだ」のような事を言う人には注意しましょう。

デーティング・コーチ又は恋愛アドバイザーの選び方③ いいコーチの5つの条件

さて、今回は、恋愛アドバイザーやコーチを選ぶ際に参考になる、「いいデーティング・コーチとはどういう人か」という事について話したいと思います。

少しでも分かりやすくするため、いいコーチの条件を箇条書きにしてみたいと思います。





-いいデーティング・コーチ/恋愛アドバイザーの条件;

① 自分が成功したい・改善したいと思っている分野について、コーチその人が実際に成功している

これは絶対必要条件です。例えば、大してもてたことのない男が「もてる男になる方法」をコーチングする、自分が恋人といい交際関係を築けていないのに「彼氏との関係を良好に保つ方法」についてアドバイスする、などは言うまでもなくおかしいですよね。

ライフ・コーチの場合、その人の人生全般がどれだけサクセスフルかというのが重要になってきます。暗くて、貧乏で、友達もいない人がライフコーチにはなれません。

②コーチングのスキルがある (人に教える能力)

ある分野に秀でているからといって、それを他人に教えることが出来るとは限らないものです。スポーツでも、一流選手は必ずしも一流コーチになれるとは限りません。自分の持っている情報をどう人に伝えるか。テクニックをどう伝授するか。またさらに重要なのが、クライアント(生徒)の持っている能力をどれだけ上手く引き出す事が出来るか。こういったことに秀でているコーチは優秀ですよね。

③コミュニケーション・スキルが非常に高い

これはこの分野だからこそ必須になってくる要素です。デーティング・恋愛についてのどんな分野を教えていようが、男性だろうが女性だろうが、要はコミュニケーションを教えるわけですから、その人自身のコミュニケーション能力が非常に高い必要があります。これは①②にももちろん影響しますが、大抵、いいデーティング・コーチと話していると、すぐにその人のコミュニケーション能力の高さに気付くことになると思います。


④モチベーション

これには二つの意味があります。つまり、クライアントをコーチングすることに対するモチベーション、つまりあなたの恋愛や人生をよりよいものにするんだ、という情熱と、あなたをやる気にさせる能力の二つです。「このコーチのコーチングセッションを受けると、とてもやる気になるぞ」とクライアントが思えるようなコーチは素晴らしいと思います。

⑤人柄

これは一番大事かも知れません。恋愛のコーチングという分野で特に必要なのが「我慢強さ」と「理解」です。

例えば、あなたの友達が明らかによくない彼氏と付き合っていて、振り回されたり、あまり好ましくない扱いを受けている。あなたは、「あいつはよくないよ」「別れた方がいいよ」とアドバイスしますが、その友達は「あの人が本当に好きなの」「本当は凄い優しいんだよ」と言って、聞いてくれない。

…経験がありますか? この場合、あなたに「我慢強さ」と友達の状況への「理解」がなければ、ここから先に進む事は出来ないわけです。


デーティング・コーチや恋愛アドバイザー選びで迷っている人は、これらの要素を参考にしてみてください。その人の著作や、実際のコーチングで、これらの要素を発見することができることを祈ります。

デーティング・コーチ又は恋愛アドバイザーの選び方② 専門性+広い知識

前回は大まかなアプローチの違いについてお話しましたが、今回はデーティング・コーチの専門性について話したいと思います。

デーティング・コーチにも、それぞれ専門とする分野があります。

例えば、「恋人と別れたり、失恋をした後に立ち直る」という分野を専門としてるコーチ、「夫婦や長く付き合っているカップルの関係を良好に保つ」事を得意とするコーチ、または「ナンパ」の技術を専門とする人などがいます。

最も大まかな分け方をすれば;

①クライアントの性別 
「男性への恋愛アドバイス」のみをやっている方、「女性への恋愛アドバイス」のみをやっている方、男女両方を対象としている方という分け方が出来ます(男女両方を対象としている方が一番少ないです)。

②「交際するまで」なのか、「交際後」なのか
「好きな異性を落とす」ことを専門としているのか、恋人関係になった後の交際を良好に保つという分野を専門としているのか(ちなみに、男性クライアントを専門としているコーチは前者、女性クライアントを専門にしている方は後者が多いです。性別毎の欲求の違いを反映しているようで面白いです。)

ということになるでしょうか。

さらに、厳密にはデーティングコーチではないのですが、近い分野として、 ファッションアドバイザーや、作法や礼儀、マナーなどを教える方、ビジネス等に使える会話やコミュニケーションを教えている方などがいます。デーティング・コーチも、これらの技術を取り入れて独自のコーチング法にしている方が多いのではないでしょうか。

ただ、良いデーティング・コーチは、性別の専門性を越える必要は全くありませんが、「交際前」「交際後」などの分野に関しては、横断的な知識とコーチング技術を持っているべきだと思います。

つまり、女性へのアドバイスを専門としている方が男性へのアドバイスも出来る必要はありませんが、 交際前の異性を魅了する事を専門としている方は、交際後の事についてもアドバイス出来なければいいコーチとは言えない、という事です。

ここで、良いコーチに必要な要素が一つ浮かび上がってきました…

「デーティングに関する自分の専門分野を持ちながらも、自分の対象とする性別の恋愛に関して広い知識と経験を持っていなければならない」




…次回は、いいコーチの見分け方を話そうと思います。

デーティング・コーチ又は恋愛アドバイザーの選び方① 恋愛アドバイス/恋愛カウンセリング/コーチングの違いは?

今回は、「デーティング・コーチってどう選べばいいんですか?」「恋愛カウンセリングって意味があるんですか?」「HEROさんが日本で信頼できるコーチって言えるのはどなたですか?」というような質問をよく聞かれるので、そういったことについて少し話したいと思います。今回のシリーズでなるべく多くの方の疑問に答えられる事を願います。

まず、私はロンドンでも活動していますが、英米の業界と、日本のそれでは雲泥の差があります。日本のデーティング業界は悲しいかな、未だに未成熟と言うほかないでしょう。未成熟なだけに、「胡散臭い」ものが流通してしまっていることもあるかと思いますので、少しでも業界を盛り上げようと願う私が、基本的なことから、ダメなコーチ・恋愛アドバイザーの見分け方などを解説してみようと思います。

- コーチングと恋愛アドバイス / コンサルティングの違い

まず、曖昧なのがコーチングと恋愛アドバイスの違いです。ここをまずハッキリさせたいと思います。

例えばあなたが、ある女性/男性のことが好きだとしましょう。しかし、相手がなかなか振り向いてくれない。ああ、どうしたらいいんだろう? と悩んだあなたは、友達に電話して、事情を説明して、「どうすればいいかな?」と聞きます。友達は、自分の持っている知識から、あなたにアドバイスをする。これが「恋愛アドバイス」です。

この場合に、あなたが友達ではなくて、プロのアドバイザーに電話をかけたとします。その恋愛アドバイザーは、ああしろ、こうしろ、とあなたにアドバイスをして、あなたは料金を払う。これがコンサルティングです。

つまり、恋愛アドバイスは「恋愛についてのアドバイス」という事で、恋愛コンサルティングは「プロが業務として行う恋愛アドバイス」 のことだということになります(簡単な違いですね…)

で、コーチングはというと、もっと広い問題を扱います。つまり、あなたという人間と人生の全体を見ます。目標を共に見つけて、そのためにどうすればいいかをあなたが見つける手伝いをしていく、という感じです。

コーチングとコンサルティング(恋愛アドバイス)の違いは、コーチングがあなたの道を共に見つけていくというやり方なのに対し、コンサルティングは「こうした方がいいですよ」とアドバイスする、という事です。

言い換えれば、コーチングはあなたの話を聞き、的確な質問をしてあなたが自分自身で自分の道を見つける手伝いをするというやり方なのに対し、コンサルティングの場合はあなたがアドバイザーの話を聞き、アドバイザーの言うとおりのやり方を自分なりにトライしてみる、という感じです。

デーティング業界では、ここの線引きは完全に明確ではありません。(なぜなら、クライアントによって欲している内容が違うし、またデーティングコーチもそれぞれ専門が違うからです --これについてはシリーズのどこかで話します。)ただ言えるのが、コーチングの方がコンサルティングよりもよりあなたという個人にコミットするという側面が強いということでしょう。

この業界、全てがはっきり分かれているわけではありませんし、コーチによって皆やり方が違いますが、一応のアプローチの違いがわかっていただけたら幸いです。

YESと言える女性の強み ②

…前回の続きです。

あなたの彼が素晴らしい人であっても、彼のことが本当に好きでも、やはり彼が「私の事を解っていない」と思うことがあるわけです。(おそらく、かなりの頻度で… 笑)


「なんであんたがビールを飲みながらサッカー観ている間、私が食器洗わなきゃいけないわけ?」

「日曜日だから昼過ぎまで寝る? 私は出掛けたいのに…」

「えぇ!? 連休、あなたの実家に連泊なの? 軽井沢に行く予定はどうなったの…」




これらは全て、議論になるポイントです。つまり、お互いの欲求がぶつかり合い、どちらかが「折れて」、決着をつけることになる機会なわけです。

ここで、女性が「YES」というか、「NO」というか、これは大きな問題です。

交際が長続きしない人は、こういったポイントで感情的になり、口論(ケンカ)をしてしまい、お互いに消耗していってしまうというパターンが繰り返されるという問題を持っている人が多いように思います。

かといって、「じゃあ私たち女性が我慢しなきゃいけないわけ?」という言い分ももっともです。

ただ、結論から言うと、「YES」と言える女性は「NO」と言って議論を始めてしまう女性よりも、交際を上手くやっていく力があると言えます。

これは、「女性が何でも我慢しろ」という事ではありません。ある程度の話し合いや議論は関係を健康的に保つためには必要なのも間違いないでしょう。

「これまでダメ男に散々我慢してきて、痛い目にあってるの。もう男のために我慢なんかしてられるか!」というのも分かります。

ただ、小さい事にいちいち腹を立てて、「どっちが我慢するか」というような枠組みで物を見るようになっては、自分も幸せにはなれません。

そこで、女性諸氏に朗報があります…

「実は旦那(彼氏)を掌の上で転がしている」というような表現を聞いたことがありませんか?

これは、「表面的は男性が頑張っている(威張っている?)けども、実は、実権を握っているのは女性側である」 というような意味ですよね。

これは、「旦那(彼氏)を尻に敷いている」のと違います。「尻に敷いている」のは、さっき話したような議論で「NO」を突きつけ、彼氏が「はい、わかりました、ゴメンナサイ」と折れる、というパターン(笑)の交際を差すものでしょう。

「YES」と言える女性は、彼氏を「掌の上で転がす」力があると言えます。

どういうことかと言うと、「う~ん、ちょっとなぁ」というような問題の時に、自分が譲って「YES」と言っている女性が、たまに大事な場面で「NO」といった場合、大抵の男性は自分が折れて、譲ってくれるという事です。(本当です。)

「掌の上で転がす」という表現を使ったからと言って勘違いしないで欲しいのですが、関係性の「実権を握る」なんてことはどうでもいいことです。重要な問題は、カップルが一つのチームとして、お互いが満足できるような関係が作れるか、という事です。例えば、あなたが「我慢しない」で、彼を「尻に敷いた」としても、彼が関係に不満足になってしまえば、二人で一つのチームとしては成功しているとは言えないのです。

彼が自分の欲求を敏感に嗅ぎ分け、問題があったときにあなたのために折れてくれる事を願うのではなくて、基本的には相手の欲求に前向きに「YES」を言ってみる。そうすることで、あなたが「今回はどうしても言いたい事を言おう」と決めたときに、彼がいつも自分を気遣ってくれるあなたに「YES」を言ってくれる。そこから、搾取するものとされるもの、勝者と敗者、というような空しい関係から脱出して、交際を二人にとっていいものとして発展させていくことが出来るのではないでしょうか。

YESと言える女性の強み ①

今回は女性向けです。

世の中には、「NOと言える事が重要」だというアドバイス(例えば「ルールズ」的なもの)と、「YESと言える、肯定的であることが重要」だというアドバイス(例えば「ポジティヴシンキング」「セルフヘルプ」的なもの)が混在しています。

人生一般でも、恋愛でも、YESとNOは両方必要な要素であることに間違いはないでしょう。

女性の恋愛においては、ルールズ的な、あるタイミングや、あるやり方でNOというのが「恋愛ゲーム」的にはいいとされており、それは決して間違ってはいません。

ただ、ルールズ的な恋の駆け引きが好きな女性が陥りがちなのが、「男を落とした」のはいいが、キープ出来ないという問題です。

こういった女性は恋愛ゲームのマインドが染み付いていて、「駆け引き」や「ゲーム」、「長期的な自分の目標と幸せ」というようなフィルターで男性とのコミュニケーションを見てしまうクセがついてしまい、カジュアル・デートの関係から交際に発展しても「落とす」「この人を私の彼氏にする」という段階でしていたコミュニケーションと同じやり方でしかコミュニケーションしなくなってしまう、という事があります。

これを続ける事により、いつの間にか彼がいなくなっていた、なんてことが起こるわけです。

このパターンに陥る女性は、恋人にする前のカジュアル・デートの段階と、実際の交際に発展してからの段階の違いを意識していないように思います。

カジュアル・デートと恋人・パートナーとしての交際では、カップルの関係性として全く段階が違うと考えていいでしょう。

「狙った男を落とす」段階でNOを強調するのはありですが、交際では、YESが大事になってきます。

…続きは次回。                                  

>>続きを読む

大人カップルの夏休みの行き先はどこ? ビーチリゾート篇⑤ セント・ルシア

大人カップルの夏休みビーチリゾート篇第五回は、セント・ルシアです。



実は私はセント・ルシアに行った事がないので、個人的にオススメする立場にはないのですが、ちょっと気になる行き先として紹介したいと思います。

セント・ルシアはカリブ海の、いわゆるウェスト・インディーズの一つです。

海だけでなく山があり、熱帯雨林でバードウオッチングなどが出来るのが特徴らしく、アクティヴィティは盛りだくさんにありそうです。

しかし私が何よりも惹かれたのが、「あまりリゾートとして知られていないため、観光客が少ない」という噂です。観光客の少ないカリブ海の島で、熱帯雨林に冒険に行くなんて、ロマンティックでもあり、楽しそうで、恋人と行くのにいいと思います。いつか機会があったら行ってみたいと思います。

大人カップルの夏休みの行き先はどこ? ビーチリゾート篇④ ポルト・サント

大人カップルの夏休みビーチリゾート篇第四回は、ポルト・サント島です。



ポルト・サントは、ポルトガル領マデイラ諸島のひとつで、マデイラ島の弟分のような感じでしょうか。

ビーチ・砂浜・ビキニ的なリゾートよりも、もうすこしゆったりした、雄大な感じのビーチリゾートです。

コロンブスが滞在していたという話があり、住んでいた家がコロンブス博物館になっているんですが、実はコロンブスがポルト・サントに来た事すらないという説もあるので、真相はよくわかりませんが、地元の人にとっては誇らしい歴史の一部なので、そういうことは言わないでおきましょう(笑)。

「アパートの鍵貸します」のバクスターから、ジェントルマンと奴隷の差を考える?

たまたまTVでやっていた、ビリーワイルダーの「アパートの鍵貸します」を見ました。

↓ラスト一歩手前のシーン


久しぶりに見て、学生時代に好きな女の子と映画館にこの映画を観に行った事を思い出してしまいました(笑)。

この映画は、「いい人」のお手本のようなバクスター(ジャック・レモン)が勤務する会社のエレベーターガールであるフラン(シェーリー・マクレーン)に恋するが、フランはバクスターの上司の不倫相手である、という設定を核としたラブコメなんですが、このバクスターの「いい人」っぷりが凄い。

出世のために、上司に自分の部屋を、不倫相手との密会用に貸し出しているんですが、とにかく何でもいう事を聞き、後始末まできっちりとする便利屋です。そのために風邪を引いたり、好きな女性の兄に殴られたりと散々な目にあうわけです。

睡眠薬を飲みすぎたフランを親身に介抱するのですが、そこからも一歩前に出ることなく、そんな状態にフランを追い込んだ悪い男である上司にフランを譲るわけです。

もちろん、フランはそんなバクスターになびかず、ずっとその悪い上司が好きなわけですが、最後にバクスターが上司に反抗し、フランを自分のアパートに連れてくることを拒みます。(それをフランが知るシーンが上に貼った動画です。)

それで映画は結局ハッピーエンドになり、めでたしめでたしというわけですが、ここで現実に戻りましょう…

現実では、フランがバクスターになびく事はほぼありません。(現実は厳しく醜いですね…笑)

魅力的な女性が、いい人よりも「ワルい」人になびいてしまうのはよくある事です。明らかにそっちの方が幸せだろ! と端から見ても、頭で考えてもわかるのですが、誠実なバクスターよりも女たらしの上司の方が魅力的なのです。

この「いい人」vs「ワルい男」の事についてもっと知りたい方はオトナノダンセイドットコムに投稿した記事を参照してもらうとして、 ここではバクスタータイプの犯す大きな間違いについて話したいと思います。

それは、自分の力を手放して、相手に従属するということです。

ここには難しい問題が潜んでいます。それは、優しさ・寛大さと、追従・服従の線引きです。

つまり、自分を省みず相手のために何かをすることは美しい行為ですが、自分を捨てて他人に尽くすのは魅力的ではないということです。分かりやすくいうと、他人に奉仕するという行為には、ジェントルマン型と奴隷型の二通りあるということです。

これは、女性を魅了する過程でとても重要な線引きです。例えばドアを開けてあげる、道路側を歩いてあげるといった行為は紳士的だとして好ましいとされますが、なんでも買ってあげたり、何をされても許したりというのは魅了するという観点からは好ましくないわけです。

だが、どこで線を引くのか?という問題は、考えるととても難しいですよね。

例えば、「女性のバックを持ってあげる」という行為。

これは、ちょうどボーダーくらいに当たるんじゃないでしょうか(笑)。これは紳士的でしょうか、奴隷的でしょうか?

この質問に対しては、男女ともに、色々な意見が出てくるのではないでしょうか。

ちなみに、これは文化によっても違ってきます。例えば台湾や中国南部では、「男性が女性の鞄を持つ」という行為は結構当たり前になされています。私も、初めて台湾の女性に「鞄持って」と当たり前のように言われた時に「は?」と聞き返したのを覚えています(笑)。

…この話に見られるように、実は、線引きは客観的にするものではありません(=これが答えだ!という明確な線引きは存在しません)。

問題は、(またしても?)自分の内面的な態度です。つまり、何をしたのか(鞄を持ってあげる、etc)という行為でなく、どういう態度で、どういう意味としてその行為をするかという事が重要なわけです。

つまり、「鞄持ってよ、重いんだから」と言われ、その女性に嫌われたくないからその鞄を持つのか、重い荷物を持って、何ひとつ文句を言わずけなげについてくる女性をいじらしく思って持つのか、ということでは同じ鞄を持つという行為の意味が違ってくるという事です。

もっと言えば、「鞄持ってよ」と女性に言われたとして、「はい、女王様」という感じで(笑)黙って従うのか、「お前何言ってんの? ほんとうにしょうがないヤツだな、五歳児みたいだよな」と笑いながら持つのか、では大きな違いがあるわけです。

ここに、テクニックの入り込む余地があるわけです。

…そういうつもりはなかったのですが、今回は初心者にはちょっと難しすぎる内容になってしまいました。エスカレートする前に切り上げたいと思います(笑)。

大人カップルの夏休みの行き先はどこ? ビーチリゾート篇③ セーシェル

大人カップルの夏休み、ビーチリゾート篇第三回は、セーシェルです。





セーシェルはインド洋に浮かぶ島国で、メインのマヘ島を中心にリゾートが点在します。

実は、セーシェルはサービスが悪いと悪名高いリゾート地だったのですが、アップマーケットの高級ホテルがその評価を覆そうと奮闘し、サービス向上に特に力を入れているそうです。

どれだけサービスが向上したかは未確認ですが、とある五つ星ホテルでは、スタッフを雇用するときに相手の心がどれだけわかるのかを試験するそうです(笑)。頼もしいですね。(ただそういうところは値段が張るんですよね…)

ポピュラーな"恋愛アドバイス"を斬る!男性篇① 「とにかく褒めろ」

情報過多の時代、ネットや本や口コミで色々な情報が入ってきますが、それらがどの程度当たっているのか、信頼できるのか、ということは結構(無責任にも?)情報を受け取る側の判断に委ねられていますよね。

いわゆる「恋愛アドバイス」も巷に溢れていますが、その中でよく耳にするポピュラーなものの中には、普通に恋愛をしている人間ならだれでも笑ってしまうようなものも多くあります。

そんなものの中から、特に流通している物を取り上げてそれをネタに一笑い検証してみようと思います。

男性篇第一回は…「とにかく褒めろ」。

「女性は褒められるのが大好き。とにかく褒めていい気分にさせろ!」
「褒められて嫌な気持ちはしないもの。褒めて褒めて、褒めまくれ!」

…こんな 「恋愛アドバイス」を聞いたことがありませんか?

笑っちゃいますよね。
 

「ああ、君のパンチはなんて素敵なんだ…」


実は、よく流通している「恋愛アドバイス」の類には共通する特徴があります。

それは、簡単・簡潔であるということです。

恋愛アドバイスでけではなくポピュラーな物全てがそうかもしれませんが、とにかく分かりやすく、格言のように短く、覚えやすいわけです。つまり、「とにかく褒めろ」とアドバイスされた側は、「そうか、じゃあ次はとにかく褒めてみよう」と、簡単に了解できるというわけです。

さらに、もうひとつの特徴として、「論理的に正しい気がする」というポイントも挙げられます。

上の例で言うと、「褒められて嫌な気分はしないもの」というくだりに妙な説得力がありますよね。

…だって、そこは当たってますから(笑)。

褒められて嫌な気分がしないというのは正しいでしょう。しかし、「だからそれをすれば女性を魅了することが出来る」という結論に達するのは明らかに飛躍があるわけです。

ー では、どこが間違っているのでしょうか?

まず、TPOを無視したアドバイス全ては疑う余地があります。「とにかく~しろ」というような、どんな状況でもこれは有効だ、というようなことが複雑な男女のコミュニケーションの中であるわけがないのです。

さらに、「褒める」って何? という問題があります。何を褒めるのか、どう褒めるのか、いつ褒めるのか。

つまり、「褒める」という事をアドバイスしたいのなら、どういう相手に、どういうシチュエーションで、どういうタイミングで、何を、どうやって、褒めると有効なのか、というガイドラインにしないとちゃんとしたアドバイスだとは言えないわけです(別に俺たちはプロじゃないんだからいいじゃねえか、と言われればそれまでですが)。

しかし、今書いたような、TPOを含めたガイドラインにすると、簡単・簡潔というルールから外れる事になるため、そういったことがポピュラーに流通する事はないでしょう。したがって短絡版がいつも出回るわけです。

- じゃあ、実際はどうなの?

実際は、「女性を褒める」というのは別に特筆するほどのことではありません。つまり、そんなものを「テクニック」として見なすほどのものではない、ということです。ただ、「とにかく褒める」と、プラスどころかマイナスになってしまう事が多いため、その有害なアドバイスを是正するためにも、少し書いておきたいと思います。

褒めるという事で重要なのは、

①相手がどんな女性であるか(美人なのか、もてる女性なのか)
②褒める頻度
③褒め方

の三点です。この三点はお互いに繋がっている部分も多いです。

①に関しては言うまでもありませんが、いわゆるもてる女性、美人でちやほやされてきた女性が、他の女性に比べてたくさん褒められて生きてきただろう、という皆がするであろう予想は当たっています。

そこで、①の変化に応じて②、③を調整するのが好ましいわけです。

ちなみに②ですが、一番やってはいけないのが、今回話題になっている「とにかく褒める」ことです。何をやっても褒める。一日何度も何度も褒める。これは自己評価の病的に低い女性には「有効」な方法であるかもしれませんが、健全な美女にとっては「めんどくさい」「ウザい」だけでしょう。

「君は怒った時も本当にかわいいよね…」

私の男性コーチング法にそって言えば、何をやってもとにかく褒めるというのは「大人の男性」らしからぬ、「女性に認められるためにすがりつく」行動に当たり、言語道断(笑)だということになります。

これに関連して、③も、「本当にそう思ったから褒める」という自然さが重要です。つまり、「褒める事によって相手に好かれようとしている」ということをコミュニケートしたらダメで、お世辞を言ってもダメなわけです。「とにかく褒めまくれ」というアドバイス(教条?)の背後にあるのも、「褒めることによって相手に好かれよう」という意図であり、その意図自体が魅力的でないという事に気付かないようでは、あまりにも子供じみていると言わざるを得ないでしょう。


 「ああ、かわいい君の目潰しは他の女とは違って、品があるね…」

あなたとのデートに女性がおめかしして来て、かわいいな、と思ったから、「かわいいね」と自然に言う。それ以上でもそれ以下でもないでしょう。恋愛ゲームのテクニックを語るならば、むしろ「いつ、どういう状況では褒めない方がいいか」を語る方がよほど生産的だと思います。

大人カップルの夏休みの行き先はどこ? ビーチリゾート篇② リヴィエラ・マヤ

大人カップルの夏休み、ビーチリゾート篇第二回はメキシコのリヴィエラ・マヤ(別名マヤン・リヴィエラ)です。



白砂と紺碧の海はもちろん、メキシコの歴史遺産も楽しめる、盛りだくさんのリゾートで、ただビーチでリラックスするタイプのホリデーより、少しアクティヴに楽しみたいカップルに相応しいと思います。

プラヤ・デル・カルメンという小さな町があり、大きなホテルもあります。ホテルによっては、石造りの露天風呂などもあります。

近郊にあるカンクンがアメリカ人観光客を集めるリゾートなのに対し、リヴィエラ・マヤはヨーロッパ人に好まれるリゾートらしいです。

ビーチで泳ぎ、砂浜でじゃれあうのに飽きたら、遺跡公園を探検に行くなんて最高の旅行ですよね…私も行きたくなってきました。

大人カップルの夏休みの行き先はどこ? ビーチリゾート篇① モルディブ

大人カップルの夏休み、ビーチリゾート篇第一回はモルディブです。



モルジブは、青い海、白い砂浜、スパ、他には何もない、というビーチリゾートの王道です(笑)。

モルディブには数々の島があって、色々なリゾートがあるので、予算や目的にあわせて比較検討して選ぶといいと思います。オススメはプライベートかセミプライベートのビーチがあるところでしょうか。

ホテルの一室でなく、真っ青な海に面したバンガローに泊まるリゾートスタイルはモルディブならではで、かなりセクシーな雰囲気があって大人カップルにオススメです。

大人カップルの夏休みの行き先はどこ? ロマンス篇③ フヴァル島

大人カップルの夏休み旅行ロマンス篇、第三回はクロアチアのフヴァル島です。



「マテーナ、ヴェネチアなんて制覇済みよ」という旅行上級者の方も、フヴァル島ってどこ? という人が結構いるんじゃないかと思います。

フヴァル島はアドリア海のリゾートで、ビーチや石造りのきれいな街並みがあり、夏の行楽には最適です。ただし、フェリー(もしくはヨット)で本土からフヴァル島までいかなくてはならないので、船が苦手な人にはきついかもしれません。

イビサと同じく、クラブカルチャーが盛んなリゾートでもあるので、若いカップルはそちらも楽しめるでしょう。

大人カップルの夏休みの行き先はどこ? ロマンス篇② ヴェネチア

大人カップルの夏休みの旅行・ロマンス篇第二回は、ヴェネチアです。



あなたの大好きなパートナーをまだヴェネチアに連れてっていないなら、今年の夏こそがチャンスかもしれません。(円高ですしね)。

実は、ヴェネチアは結構面白い店もあって、買い物も楽しめます。私のように家具やインテリアが大好きな人が喜ぶ店があるのはもちろん、小さなメイドインイタリーの工芸品も見つけることができます。

ボートに揺られて美しいヴェネチアの街並みを見てウットリとしないカップルはまずいないでしょう。それくらい手堅い行き先だと思います。(俗に言う「鉄板」ってやつです…)

大人カップルの夏休みの行き先はどこ? ロマンス篇① マテーナ

ホリデイシーズンです…

「この不景気で休みなんてねえよ」という人もいるとは思いますが(実は私もです)、大人の男性と大人の女性カップルの夏休みの行き先にオススメのところを独断と偏見で、何回かに渡り紹介しようかと思います。今年休みが取れない私のせめてもの逃避という説がありますが、皆さんの参考になれば幸いです。

まずはカップルのためのロマンティックな行き先を紹介します。第一回は南イタリア、バジリカータ州のマテーラです。



↓夜景。音がいきなり大きくなるので注意。




マテーラは、一見南イタリアの他の街と何ら変わらない石とレンガの街かと思いますが、実はその中には、世界遺産に登録されている洞窟住居があります。

人間がに石を掘って作ったとされるこの洞窟群は9000年前(!)くらいから人が住んでいたと言う説があるそうです。

悠久の歴史を感じながら、二人で美しい夜景を見ながら散歩…なんてどうでしょうか。

「交際相手の両親に会うことになりました…どうすればいいですか?」②

さて、前回に続き、「交際相手の両親の家に行く」パート2です。

会う場所の他に言えるのは、当たり前かもしれませんが、「飲みすぎない」ということでしょうか。

緊張しすぎて、それをほぐそうと一杯、二杯… 「お、さっきまでまったく喋れなかったのに、舌が回るようになってきたぞ」と調子に乗って五杯、六杯…

そしてリラックスしすぎて、とんでもない事をやらかす、大人として避けるべき行為ですよね。

もうひとつ言えるのは、相手の両親に認められることを過度に期待しないということでしょう。

どの両親も、自分の娘・息子の交際相手が、自分の子供に100%相応しいと初対面で思うことはありません。

したがって、「こんなきれいで良く出来た彼女ができてよかったなあ」「こんなに立派な青年がうちの娘の所に来てくれるとは…」のようなリアクションを期待してはいけません。そんなリアクションは返ってきませんから(笑)。

だから、「お前みたいなアバズレにうちの息子と付き合う権利はない」とか、「あんた、その収入でうちの娘をどう食べさせていくつもりなの?」などと言われずに、なんとか交際をしているということを伝える、くらいに期待値(目標値)を下げるのがいいかと思います。

そもそも、大抵の場合両親は、何ヶ月か、場合によっては何年もかかって、あなたが自分たちの娘・息子を心から想っているという事を理解していくものです。

初対面で上手くいかないのが普通、くらいに思って、リラックスして臨んでいいんじゃないかと思います。

「交際相手の両親に会うことになりました…どうすればいいですか?」①

「初めて交際相手の両親に会う」というイベントは、ストレスフルですよね。

もちろん、相手の両親にいい印象を与えたいわけですから、どう振舞おうか、なにを準備しようか、などと色々なことを考えてしまうのも分かりますよね。

「いい印象を与えたいけど、ご機嫌をとってるような感じにはなりたくない」
「何を話せばいいかわからない」
「嫌われたらどうしよう?」

そんな思いもあることだと思います。私のところにもたまに、「交際相手の両親に会うことになりました…どうすればいいですか?」というような質問が寄せられます。

「どうすればいいですか?」と言われても…(笑)

これに関しては、誠実に向き合うしかないですよね。

そういう事を言うと、「そんなことはわかってる、あんたプロだろ、なんでもいいからアドバイスを出せ」と、両親と会う恐怖のあまり暴徒と化した人々(笑)に怒られるので、少しだけアドバイスを出してみたいと思います。

まず、ロケーションについては、一考の余地があると思います。

私のオススメは、「ホーム&アウェー」のダイナミクスの外で会う場所をセッティングすることです。

つまり、自分の家に呼ぶ、相手の家に行く、どっちかのいきつけの場所に行く、という選んでしまいがちな選択肢を捨てて、全く中立の、お互いに行ったことのないレストランなどにセッティングするという事です。

休戦協定がよく中立国で成される事がありますが、ああいうイメージです(特に戦争に臨むような気持ちで両親に会う人にはしっくりくるはずです 笑)。

ホームでの戦い(?)には、当然ホーム側に心理的アドバンテージが加算されることになってしまい、自然なコミュニケーションや話し合いの妨げになる可能性があります。

例えば、交際相手の両親の家にあなたが訪ねていった場合、恐縮しすぎて、また気を使うこと多すぎて(例:ああ、お母様、お茶なんていいんです、注いで頂かなくてももう私は結構です…)、碌に話が出来ない、もしくは本当のあなたらしさが出せない、という事が充分にありえますよね。

どちらのホームでもない中立的な場所ならば、より自然にコミュニケートできるのではないでしょうか。(少なくとも、相手の母親に茶を注がれて必要以上に恐縮する、出てきたお茶菓子に「ああ、何か気の利いた褒め言葉を言わなきゃ」という強迫観念からアホなコメントをして後で後悔する、などのリスクがないわけです。笑)

…続きは次回。

女性のNOに動じない魅力的な大人の男!

フランク・キャプラのForbidden (1932).(下はYoutubeから、映画の一部です)



恥ずかしながら、初めて見ました。

主演のバーバラ・スタンウィックが素晴らしい! 私の中で彼女の評価が急上昇です。

この話、スタンウィック扮するルルという女性が妻を持つ政治家と恋に落ちてしまうんですが、もう一人、ジャーナリストのホランドという男がルルを好きなわけです。

ルルは政治家を一途に愛し、結果ホランドの恋は悲劇的な結末を迎えてしまいます(これから見ようと思う人がいるかもしれないので詳細は割愛)。

つまり映画では主人公はルルと政治家であり、ホランドは政治家に恋路で負ける役なのです。

しかし…このホランドが格好いい!

政治家よりもダントツ格好いいです。

男性諸氏は、政治家よりもホランド氏から学べることが多いと思います(政治家の会話センスは素晴らしいけれど)。

特に、私の男性のコーチング法の視点から特筆したいのが、ホランド氏の「意に介さない」態度と、いわゆる女性の「NO」をユーモラスに流してしまう技でしょう。

例えば、上の動画の7:217:34のやりとり。

ディナーに誘うホランドに対し、「NO」と言うルル。

ホランド:「Tomorrow night?」(じゃあ、明日の夜は?)
ルル:「No」(ダメ)
ホランド:「Next year?」(来年は?)
ルル:「No」(ダーメ)
ホランド:「Good. Because by me,it's this way, the longer they no, the harder they yes.」(それはいいね。だって、長く拒否すればするほど、その後のYESが強くなるものだからね。」


…(笑)。もうひとつの例は、この少し後、ルルの部屋で政治家と戯れているときに(素晴らしいシーン)、ホランドから電話がかかってきて、「君と結婚することをさっき決めたんだけど、どう?」と言います。そこでルルは「うーん、10年か15年くらいは考えさせて」といい、ホランドは「いいよ。納得のいくまで考えな。このまま電話を切らずに待ってるから」などといいます。

うーん、素晴らしい…

「…どこが?」と思った男性諸氏もいるかと思います(私の生徒の方々は「素晴らしい…」と頷いているはずです…よね?)

もちろん、これは「戦前」・「アメリカ」・「映画」なので、私達の世界と同じなわけではありません。女性にNOと言われて、全く同じように返すのがいいよ、と言っているわけではありません。

我々がホランド氏から学ぶ事が出来るのは、女性からのNOを自分個人に対する否定だと受け止めず、感情的なリアクションをしない態度と、それを自分のユーモラスな部分(と相手への思い)を出すチャンスにしてしまう余裕です。

つまりホランド氏は、私が口を酸っぱくして(笑)言っている、「魅力的な大人の男性」の態度を持っているわけです。

映画では結局、ホランド氏は恋に破れますが、私にとってはダントツの存在感でした。

ちなみに…もし、ホランド氏が私のところに相談に来たとしたら(映画を観ながらこういうことを考えたくはないんですが…職業病ですね)、私はカジュアルに他の女性と付き合うことを勧めるでしょうし、ルルが相談に来たら、政治家とは早い段階でキッパリ別れることを勧めます(というか、子供が生まれた後に尋ねてきた時にヨリを戻さないのが彼女にとってベストでしょう)。

観てみようかな、と思った人は、youtubeに全編が載ってます。戦前の作品なので著作権はフリーなのでしょう。ただ、日本語字幕版は見つけられなかったので、字幕つきで見たい人はレンタルショップにどうぞ。上の訳は私が訳した物なので、こういったやりとりを他の翻訳家たちがどう訳したのか、気になるところです。

どのタイミングで新しい恋人に子供を紹介するか?

この間、シングルマザーの友人に「新しい恋人が出来たんだけど、いつ子供に紹介しようか悩んでいるの」という相談を受けました。

確かに、どのタイミングで子供を新しい交際相手に紹介するかと言うのは、シングルパレントにとっては共通の悩みだと思います。

まず明らかなのは、いわゆるハネムーン期間(蜜月期間)が終わるまでは紹介するべきではない、という事でしょう。

新しく恋人同士になったカップルは数ヶ月間、お互いのことばかりを考え、お互いのそばにいたい、触っていたい、というような状態になり、それをハネムーン期間と呼ぶわけです。結婚までを視野に入れた長期的・持続可能なものとしてその交際が続くのかどうかということは、このハネムーン期間を越えた後に試される事になります。

したがって、相手が好きで好きでたまらない、盲目的と言ってもいいこの期間に、「この人とずっとやっていくんだ」という熱に任せて子供に紹介するのは賢くないですよね。

問題は、もし子供とあなたの恋人に良い関係が出来て、生活のある部分を共有した場合(例えば、子供の勉強をあなたの恋人が教えるというような)、あなたがその相手と別れた時に子供の生活にも穴があいてしまうということです。
 
ですから、関係が成熟し、二人の関係についての未来の目標(結婚,etc)が強く共有できる段階になってから子供を紹介するべきだということになります。

その目安は…最低でも六ヶ月くらいは必要ではないでしょうか。それくらいの期間をそのパートナーのみとの交際に費やし、その中でお互い、二人の関係の未来・目標を共有していると感じれば、そこからは子供を紹介してもいいと思います。

…そこで、もうひとつの問題が出てきます…

ハネムーン期間が終わり、今話したような条件をクリアした上で、どのタイミングで、どんなセッティングで紹介するかということです。

まず必要なのは、実際に紹介する前から恋人の存在を言っておくことだと思います。いきなりのサプライズにしてはいけません。ここで重要なのは、その時に、交際相手がその子の本当の父親/母親の代わりになる、という風に言わない事だと思います。父親、母親といったものが代替可能である、というような意味にとれてしまうような言い回しは避けましょう。

実際のタイミングですが、誕生日のお祝いなどを避けるのがいいでしょう。普通の日の昼間がいいと思います。

また、相手にも子供がいる場合、両方を一遍に紹介するのは避けましょう! まず、あなたがあなたの子供と交際相手を紹介する場を設け、それから相手の子供とあなたを紹介する場を別に設けた方がいいでしょう。