①過去の恋人について
初デートの時はデート相手の過去の恋人についての話題を避けるのが普通です。一般的には、初デートだけでなく、相手がその話題を出すまでは自分から出さない方がスマートだというのが定説ですし、私も賛成です。特に初デートの段階では前の恋人と悲しい別れ方をしていたり、まだ好きだったりすることも少なくないので、「二人で楽しい時間を過ごす」という初デートの目的から大きく外れた方向に会話が進んでしまう危険性があります。
②身体的特徴について
「松井君って、すごい細いよね」「あれ? ユリちゃん、この前見た時よりちょっと太った?」
「ホクロが多いよね」
……説明はいりませんよね。大人は皆わかってはいることなのですが、つい口から出てしまうことがありますので気をつけましょう。
③政治
二人で楽しく時間を過ごすという初デートのコンセプトに合ってないですし、意見の相違が出やすい分野です。
④宗教
真剣な交際を考える段階に行くまでは話題にだしてはダメです。
⑤家計の状況
収入などの家計の話は初デートのピンク色の楽しさを一気に現実の灰色に戻します。また、初デートで相手の収入を探ろうとする女性は「ビッチ」であるということはどんなに鈍感な男でも知っています。
⑥自分の抱えている問題やトラウマ
これは大きなNGであるにも関わらず、意外と話題にしてしまう人が多いです。子供の頃にあった悲しい話、今抱えている仕事での問題、今でもトラウマになっている学生時代のエピソードを、「自分のことを知ってもらいたいから」という理由で真剣に告白してしまう人がいますが、初デートでそういう重さは好ましい物ではありません。
⑦ネガティブな話題全般
ネガテヴィブな話題や気持ちは全部初デートに持って行かないというのが基本姿勢です。デート中も何に対しても文句を言わずに、ポジティブな態度を保つのがいいです。何かに対して悪口やネガティブなコメントをする際は、笑えるようなものであることを確認してください。相手が真剣になにかを批判している初デートなんて誰もいきたくありません。初デートの会話で避けたい話題を挙げてみましたが、ポイントは「二人で楽しい時間を過ごす」という初デートのそもそもの目的を忘れないということだと思います。私たち大人の恋愛の初デートは、常にスマートで楽しめる物でありたいものです。