恋愛相談Q&A: 最近オープンリレーションシップの彼に嫉妬してしまい、一途になって欲しいと思ってしまいます。

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>>読者からの恋愛相談<<

HEROさんはじめまして。 私と彼はopen relationshipで2年付き合っています。

日本でこの関係を相談出来ることはほぼ皆無で、このページにたどり着きました。
私たちはお互い愛しあっていて、長期的なパートナーとして考えていますが、そのために解決すべき問題が大きいです。

2年の 間、いろんな気持ちを持ち、話し合ってきました。が、私が根本的にオープンリレーションシップは不可能なタイプの人間なのかもしれません。そう認め てしまうのは楽ですが、彼とパートナーでいたいとも強く思うのです。

元々、彼のポリシーがオープンリレーションシップで、私以前とのパートナーとの関係もそうでした。 私はオープンリレーションシップの経験も願望もありませんでしたが、彼が好きであること、やったことのない関係を拒絶するのはおかしいと思ったの で、彼とともにトライして、2年に至った、という状態です。

 付き合って一年くらいは、彼が私に夢中で、私も強く愛していて愛されている自信もあり、彼の他の関係が気になりませんでし た。 そのうちだんだんと、彼の他の関係を感じると、嫉妬と孤独を感じるようになったので、話し合った結果、お互いのすべての関係を把握する、という関係にトライしました。そうしたら、「これから他の人とデートに行く」と言われたときに、嫉妬と悲しみの 表現を出してしまい、うまく機能しませんでした。

 再び話し合い、今度はお互いのすべての関係を隠す、という関係にトライしました。そうしたら今度は、携帯やFacebook など、いろいろなツールから、彼の他の関係を探るようになってしまったのです。まるで普通の関係での、浮気を疑う女性のよう にです!

 そして、ここまで読んでいただいてわかるように、私自身には、誰かと愛に落ちている間、浮気の願望はほとんどないのです。誰 かと体の関係を持ちたくなったら、そのときは彼との関係を考え直すべきと思うタイプの人間なんだと思います。 彼が私一途になってくれればと願います。でも他人を思い通りにするのは不可能でしょう。私が嫉妬の感情をうまくコントロール できればと思います。でも方法がわかりません。

 この関係を手放せば楽になると思います。でも楽しさもなくなるでしょう。 どうしたらいいと思いますか?助言をお願いします。

(港区 elsaさん)


>>HERO@DatingCoachの答え<<

オープンリレーションシップの問題は、一筋縄では行かないですよね……

以前に書いた記事でも触れましたが、関係性の変化にともなう嫉妬などの感情の起伏が問題になることは本当に多いです。

elsaさんも、いわゆるハネムーン期間と呼ばれる最初の盲目的(で最も美しい)な愛の期間が徐々に終わり、最初は感じなかった嫉妬の感情がわき上がってきたようですが、これはごく自然なことです。

嫉妬や悲しみで心が揺さぶられるけれども、彼の事は愛していて、彼との関係を大きく変えるのはちょっと気が引けてしまう。「彼が一途になってくれるか、自分が嫉妬の感情をコントロールするか」という選択肢にたどりつくのも、そんな2人の関係を大事にするからこそだと思います。

しかし、elsaさん……

嫉妬の感情をコントロールするのは至難の業です。また、elsaさんもおっしゃっている通り、他人を思い通りにコントロールするのも不可能です。

じゃあどうすればいいの? ということになってしまいますが……

「私自身には、誰かと愛に落ちている間、浮気の願望はほとんどないのです。誰 かと体の関係を持ちたくなったら、そのときは彼との関係を考え直すべきと思うタイプの人間なんだと思います。」という言葉にある通り、オープンリレーションシップを望んでいるのはelsaさんではなくて彼でしょう。

つまりこのメールから察するに、彼が望む自由を与える代償が、elsaさんの嫉妬と悲しみになってしまっているというのが現状だと思います。

嫉妬や傷心はとても消耗してしまうものです。このままの関係が続けば、消耗が続き、その先に待っているものなんて想像もしたくないですよね。

彼に、「私はもうあなたが他の人とデートするとイヤだし、悲しい」ということを伝えてみたらどうでしょうか。

それによって彼は、「それでも自分はオープンのままで他の人とデートしたいのか」という問いに答えなくてはならないはずです。

つまり、自由とelsaさんを天秤にかけるわけですが、ここで「そんなことを今更彼に迫るのは自分勝手」というような優しさは捨てましょう。

なぜなら、現代のカップルにおいて一人が我慢しつづける恋愛は長期的な関係として成立しないからです。

本当に2人の関係を長期的に成立させたいならば、現状ではオープンでは難しいでしょう。

幸運を祈ります。

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