>>読者より<<
HEROさん、いつもためになる情報をありがとうございます。実は困っていることがあって初めてメールをさせていただきました。私はHEROさんがどこか(多分ニュースレターだと思います)で「嫉妬」を使うテクニックについて解説していたのを覚えています。
その当時は、「こんなのがあるんだ」と思いましたが、現在、自分が気になっている女性がそのようなテクニックを使ってる気がします。
彼女が意図的にしているのかどうかはわかりませんが、私が嫉妬してしまうような事を会話の節々で言うのです。私を嫉妬させるような女性の言動に、どう対処すればいいでしょうか? よろしかったらお答え頂けると幸いです。宜しくお願い致します。
(兵庫県 F.Tさん)
>>HEROの答え<<
嫉妬は、人間の感情の中でも最も強いものの一つです。
嫉妬から、信じられないような事をする人も多くいるものです。
私の大好きな漫画「ドラえもん」で、のび太がしずかちゃんと仲良くする出木杉に嫉妬して、未来の道具を使って(!)何とかする、というような話があったと思います。
出木杉とイチャイチャするしずかちゃんを見たのび太のリアクションは凄いですよね。
涙は出るわ、鼻水は出るわ、畳に転げまわって、さらにドラえもんに未来の道具を出すようにすがりつくわけです(笑)。
子供の頃はただ笑って読めましたが、今ではのび太の気持ちが理解できてしまうわけです(笑)。
この場合、しずかちゃんはただ出木杉と普通に仲良くしているだけですが、現実の大人の世界では、しずかちゃんがのび太を嫉妬させるために出木杉と仲良くする、という(あってはならない?)出来事が起こりうるわけです。
「女性は、男をわざと嫉妬させる事がある」というのは男性皆が知っていて、かつ恐れているところだと思います。
F.Tさんは「彼女が意図的にしているのかどうかはわからない」と仰っていますが、多くの女性は、嫉妬が男性の自分への興味や熱意を増加させるものだと直感的に解っています。
もし、女性が意図的に嫉妬させようとしているのが見えたら、笑い飛ばしましょう。
「昨日、昔何度か遊んだことのある人から電話がかかってきてね、その人がね、私に決まった彼氏がいるのかどうかを明らかに遠まわしに聞いてくるの。今彼氏がいないとわかると、飲みに行こうよ、って誘ってきたの」
もし女性がこういうことを言ってきたら、私なら、「そんな小細工使っちゃって、かわいいなあ」というトーンで笑いながら、「あ、そう。じゃあ飲みに行ってあげなよ」と言います。
このリアクションを見た女性は大抵、自分のやろうとしている事が通用しないと解り、「ううん、私あの人好きじゃないもん。行かないよ」とか、困った顔をして「え? どうして?」などと聞いてくることになるでしょう。
重要なのは、自分の外にある、自分のコントロール出来ないものに、自分の制御を奪われない、ということです(ちょっと読みずらい文章ですが)。
嫉妬は、現代社会で生きる我々にとって、ほぼ必要のない感情です。強い感情なので、これをコントロールするのは多少の訓練が必要ですが、嫉妬が自分に必要ない感情だと認識する事から始めるといいでしょう。
もちろん、私のニュースレターを読んで下さっていたF.Tさんなら分かると思いますが、簡単にコントロールされない大人の男、他の男に嫉妬したりしない大人の男が魅力的なのは言うまでもありません。