バツイチ独身者の再挑戦:再婚が失敗する4つの理由

再婚が初婚よりも離婚率が高いというのは以外と知られていません。

一度目の失敗を活かして二度目に望むのだから、一度目よりはうまくできるのではないか、と常識的に考えがちですが、統計では再婚の方が離婚率は高いです。

再婚には初婚の時にはなかった複雑な問題がでてくるからですが、その中で最も大きなものを挙げてみます。

①離婚を既に経験済み 再婚の離婚が初婚の離婚よりも簡単な理由のひとつは、既に離婚を経験しているということです。

つまり離婚に対して知らないものに対する怖さがないわけです。「バツイチ」として生きた事もあるし、離婚にともない各種手続きも経験しているし、また同じ事をやればいいんでしょ? というわけです。これにより、再婚者は初婚者よりも相手に対して厳しくなる傾向があるという考えかたもあります。「あなたがそんなんなら、私離婚する」というカードをより切りやすいのです。
再婚失敗

②子供と再婚相手との優先順位がつけにくい 二度目以降の結婚は、子連れで再婚するケースも珍しくありません。子連れで再婚した場合に、新しい夫(妻)は当然自分の妻(夫)に対して自分を一番大事にして欲しいと思うものですが、子供たちは当然自分の母親(父親)にとって自分たちが一番大事であることを求めてきます。

本人にとって、子供を優先するか、新しい再婚相手を優先するか、それは簡単に決められる事ではありません。本来、「どっちが大事か」というような二者択一の問題ではないからです。ここに、自分vs新しい再婚相手vs子供たちという微妙な三角関係(?)が出来上がり、再婚の成功を難しくする原因となります。

③再婚相手の前の妻(+その再婚相手) バツイチ同士の再婚はよくあることですが、新しい夫に別れた妻がいた場合、その前妻が新しい夫に養育費や慰謝料としてお金を払わせている場合があります。これはその人によりますが、その前妻があなたの新しい夫からなるべくむしりとってやろうとするケースがあり、裁判で決まった額以上のお金を求めてくる事もあります。

この場合、新しい夫の収入は現在のあなたの生活に直結しているので、あなたの家計が新しい夫の前妻によって圧迫されるということになります。最悪のケースだと、その前妻が再婚し、その再婚相手の男がもっと慰謝料や養育費を取るように妻をそそのかす(?)ということもありえます。その場合はあなたの新しい夫のお金がその男の家計をも支えるわけです。

ここまで複雑な状況で頑張るのはかなり力を使いますよね…

④お金と信頼関係の問題 お金の問題は再婚だろうが初婚だろうが、全ての結婚において避けて通れない問題ですが、再婚の場合は状況がより難しくなることがあります。

前述の前妻に払う養育費や慰謝料もそうですが、男性女性ともに離婚経験者の多くが離婚時に経済的な問題に直面しています。離婚経験者は、最初の結婚の時に比べて経済的な問題について不安を持っているのが普通です。

そうなると、「自分のお金を守らなくては」「ちゃんと自分の生活は人に頼らずに自分で支えなくては」というような考えになるのは普通だといえます。

こうなってくると、再婚後に「独立採算制にしよう」というような話になり、お互いにお金のことは干渉せずにやっていこうという流れになる事も珍しくはありません。それ自体はいいのですが、そこから「私を信頼してないの?」というような感情に繋がることがあります。

なぜなら、「これは俺の金だから」「それはお前の金だろ」というようなフレーズで使われる「誰かの」お金という言葉には、自分のお金を相手に託せないという信頼のなさや、これからずっと一つの家庭として生きていくという覚悟の欠如ということに繋がるからです。

つまり、「この人、私から自分を守ろうとしている」というような印象をうけることになり、「やっぱり自分が大事で、私じゃないんだ」というような感情に繋がってしまうことがあるのです。前の結婚で傷ついて同じ悲しみに沈むまいと防御的になるのも仕方のないことなのですが、これでは再婚相手との信頼関係を築くのは簡単ではないですよね。


…どうでしょう? この4つの大きな障壁を知った事で、再婚を考えている皆さんがそれを意識して乗り越える手助けに少しでもなればと願います。