恋愛相談Q&A:忘れられない元彼が、「新しい彼女が欲しいな。」と言いましたが、復縁出来るのでしょうか?

>>読者より<<
HEROさんこんにちは。

私は昔別れた元彼がいまだに忘れられない二十代後半の女です。その彼とは一年くらい一切連絡をとっていなかったのですが、この間その彼に共通の知人の誕生日会でたまたま再会しました。再会して間もなく彼は「彼女と別れたんだよね」と言いました。私と別れてすぐ付き合った子と別れたばかりだったらしいのです。

その後、ちょくちょくメールをするようになったのですが、関係ない話題でメールをしていたときに急に、「最近寂しいよ。新しい彼女が欲しいな。」とメールしてきました。

私は、何でいきなりこういうこと言うの…と思いましたが、なんでそういう事を言うのか、どういう意味なのかとても悩みました。私とヨリを戻したいという意味かも知れないとも思ったのですが、違ったら怖いので「すぐいい子が見つかるよ!」と励ましの感じのメールを返しました。すると彼から「俺は女運がないから、いつもずっと付き合えるいい子に出会えないんだよね」と返ってきました。

二年近く付き合ってた私に女運がないってどういうこと?と思いましたが、私は彼と別れた後も彼のことが忘れられず、今でも好きです。彼とヨリを戻してずっと付き合っていきたいと思っています。彼の言っていることはどういう意味なのか、なんでああいうことを言ったのか、などについてHEROさんの意見を教えていただきたいです。

私だったら、本当に仲のいい友達にしか最近寂しいなんていいません。ということは彼にとって私はただの友達なのでしょうか。考えあぐねてしまっています。どうかよろしくおねがいします。

(埼玉県 まみ さん)

>>HEROの答え<<

再会して間もなく、新しい彼女と別れた事を告げてきた元彼が「最近寂しいよ。新しい彼女が欲しいな。」と言い、もしかしたら自分とヨリを戻したいのかもしれないと思ったら、二年近く付き合っていた自分に対し「俺は女運がないから、いつもずっと付き合えるいい子に出会えないんだよね」と言われてしまったわけですね。

それでまみさんは悩んでしまっているわけですが、それも無理のないことです…

なぜなら、彼のメールでの発言は、自分と復縁したいと思っているのか? という問いに対し、「YES」にも「NO」にも解釈出来るからです。

裏の意味があるような発言、意味がありそうな無言、などは恋愛コミュニケーションでは日常にありますよね。

私はメールでの会話は好きではありません。メールでのコミュニケーションでは、コミュニケーションから得られる(+伝えられる)情報量が少ないからです。

だから、メールでの会話では、そういった「裏の意味」「言外の意味」を疑るときりがなくなってしまいます。

恋愛経験を積み、コミュニケーションスキルが高くなってくると、異性の言葉の意味も大分分かるようになりますし、直接に言わなかったり、ヒントだけ出しながら盛り上げるのも、もしかしたら粋な恋愛かも知れません。

ただ、重要な判断がかかっている時は、はっきりさせなくてはいけません。はっきりとした直接的な言葉を相手からもらえなくても(メールの文面から判断すると、多分まみさんの彼ははっきりとした事を言ってくれるタイプではないでしょう)、自分がそうだと判断できるだけの材料がもらえればいいのです。

具体的に言えば、「最近寂しいよ。新しい彼女が欲しいな。」と言われたときに、「なんで私にそういうことを言うの?」と聞くのがいいでしょう。

もちろん、メールではなくて、目を見ながら言うのがベストです。なぜなら、どんな答えであっても、たとえお茶を濁すような答えであっても、そのリアクションによって彼の本音は分かるからです。

メールではそうは行きません。彼にはリアクションを考える時間が与えられます。また、声が上ずったり、目が泳いだり(笑)などの言葉以外のコミュニケーションも隠す事が出来ます。結局、またどっちつかずの返信メールが来たら何も解決しないわけです。

実際に会った場合も、「なんで私にそういうことを言うの?」と聞いたときに、「お前との事を思い出して、ヨリを戻したいと思っている」ということを言うかもしれませんし、「だって、お前は俺のいい友達だから」と言われるかもしれません。

どちらにせよ、あなたは彼の中での自分の位置を知る事が出来ます。自分の位置がわかりさえすれば、あとはあなたの自由です。たとえ彼に復縁の意志がなく、ただの友達だと思われていたとしても、それに対してあなたはアクションを起こす事が出来ます。わからないでどうしようか悩み、迷っている今の状態とは全然違います。

今度実際に会って話してみて、「この間ああ言ってたけど、なんで私にああいうことを言ったの?」と聞いてみるといいと思います。

そこで実際の自分の立ち位置を知るという開放感を味わうことが出来るでしょう。立ち位置さえ分かれば、それがどこであろうと、そこから進む事が出来るのです。