英語圏のデーティング界ではプラトニックな浮気を感情のみの浮気(emotional affair)と言いますが、日本語として一般的でないので私は「プラトニック浮気」と勝手に呼んでいます。
用語がなかったからといって、この「プラトニック浮気」が日本では存在しないというわけではありません。「プラトニック浮気」は世界中のどこでも起こりうる事です。
「自分のパートナーよりも浮気相手に感情的に惹かれている」という状態です。この浮気相手は「友達」や「同僚」という形で夫婦間(恋人間)の会話にも出てくることもしばしばあります。
「プラトニック浮気」はどのように始まるか
…しばらくすると、旦那(妻)には言えないような話や、出せないような自分を出す事がこの友達の前ではできることに気づきます。「話しやすい」「安心できる」そんな感情をこの友達と会う時に持ち始めます。
そしてある日、その友達と会った後に家に帰ると、「今日は何してたの?」と旦那/妻に聞かれ、「いや、特に何もないよ、普通に仕事してただけ」となぜか嘘をついてしまう。
あれ? 何で今私(俺)嘘ついたんだろう?
そこであなたの頭に絶好の言い訳が舞い降ります。「何でもない友達なんだから、パートナーに余計な心配をさせたくない」
これが典型的な「プラトニック浮気」の始まり方です。
友達関係とプラトニック浮気の違い
- 自分のパートナーよりも、「友達」の方が話しやすい
- その「友達」の方が、パートナーよりも自分を理解している
- 自分の感情や大事の話をパートナーに話すのを止めて、その「友達」に話すようになった
- その「友達」の前では「ありのままの自分」でいられると思う
- その「友達」と会うのが毎回とても楽しみで、別れる時は「もっと話していたい」と思う
これらの点に関してYESという答えが多いようだと、「プラトニック浮気」の可能性が高いです。
「プラトニック浮気」は「不貞」「不実」な浮気なの?
浮気の定義は人それぞれになりますが、「プラトニック浮気」が夫婦間・恋人間にとって危険となりうる理由は;・ もっとシリアスな浮気に発展する可能性がある
・ 嘘や隠し事をしたり、大事な話をしないなど、パートナー間の信頼を損なう
この二つが大きいです。「プラトニック浮気」が普通の浮気よりも対処が難しいと考えるデーティングコーチもいるくらいで、「プラトニック浮気」を軽視することはできません。