長く付き合っている相手と別れるのは簡単ではありませんよね。
それが将来を誓った婚約相手となればなおさらですが、婚約をした後に「なんかちょっと違うかも……」と思う事は珍しい事ではありません。
そうなった場合に知っておきたいエチケットを挙げてみました。
①正直に思っていることを言う/嘘をつかない
婚約まで行った交際を解消するのは、カジュアルな関係を止めるのとは違います。ここは嘘をつかずに(それが相手の気持ちを考えたものであっても)正直に自分が思う事をいうべきだと思います。婚約を解消される側の気持ちは、言葉をうまくオブラートに包んだくらいで救えるものではありません。正直に事実を告げることこそがあなたに唯一できる誠実な行為です。②時と場所を選ぶ
いつ、どこで婚約破棄のニュースを相手に告げるかは重要な問題です。クリスマス・正月・誕生日などの特別な日は避けましょう。休暇の初日なども避けた方がいいでしょう。仕事に打ち込むことで少しばかり恋愛での嫌な事を忘れられるのはきっとあなたも知っているはずです(笑)。婚約を解消される側の気持ちを考えれば、休暇の初日に別れを告げるのはあまりにも酷ですよね。場所ですが、二人きりで話ができる場所を選んでください。電話やメールで婚約を解消するなどはもってのほかですが、レストランなども避けた方がいいでしょう。ご飯が喉を通らなくなるのはもちろん、もし店内で泣いたり怒ったりといった状況になった場合、ただでさえ嫌な空気がより不快なものになってしまいます。
③優しさ・マナーを忘れない
あなたも大変なのは分かりますが、婚約を解消される側はもっときついという事を覚えておいてください。一度は人生をずっと共に過ごそうと決めた相手です。その場が楽しい会話になることはありませんが、あくまで礼儀と優しさを保つことでその場を必要以上に嫌なものにしないように勤めるのが大人です。④指輪は返しましょう
「あなたはいらないけど、このティファニーはいる」なんていう論理は通りません。⑤婚約のことを知っている友達・家族に婚約解消を伝える
これを怠ると、後で「結婚式いつ?」などの質問をされて傷を蒸し返されたりする可能性があります。何より、あなたが結婚することを前提に今後のプランを立てている家族や近しい友人などに迷惑をかけないようにしたいですよね。