年の差恋愛を成功させる3つの方法



前に年の差恋愛が失敗する3つの理由を書いたので、今回は年の差恋愛を成功させるための鍵について話してみたいと思います。

①実際の年齢より、「年齢」そのものへの偏見が問題だと知る
年齢差を問題にする時、実際の年齢よりも年齢についてのわたしたちが既に持っている偏見が問題になることが多いです。

私たちの住む社会では、年上の方がより賢く経験があり、年下の人間は経験が浅く知識も少ないと考えるのが普通になっていますが、常にそうだとは限りません。恋愛のような親密な人間関係において、年上の方が年下のパートナーに新しいことを教えてもらうのはよくあることです。

この「年齢に関する偏見」は、自分たちの周りの人間も持っていますし、自分たちも持っています。年の差恋愛が失敗する3つの理由で話したように、年上の方が年下の保護者として振る舞ったり、自分が常に正しいという態度をとるといった問題や、周りの人の反対に対処するときも、この「実際の年齢」と「年齢についての私たちの考え方」のどちらが問題となっているのかを見極めるのが鍵です。

②相手が年齢差についてどう思っているかをちゃんと話す
歳の離れた恋人と付き合うのに難しさが伴うのは常識です。もしあなたが恋人との年の差について悩みを持っていれば、おそらくあなたの恋人も同じように年齢差についての思いがあるでしょう。

例えば年上の彼女の場合、年下の彼の周りにいる、若くて元気な女の子たちを見て、「彼はああいう若い子のほうがやっぱりいいんじゃないか」と不安になることがありますし、年下の彼女も、年上の彼氏の周りにいる大人の女性たちを見て「私みたいな子供じゃあ、彼は物足りないんじゃないかな」と不安になったりします。

こういった思いをそのままにしておくと、心の奥に積み上がっていって、負担になったり、何かのきっかけで爆発したりしてしまうこともあります。こういった年齢差についての思いをまず交際初期の段階でちゃんと話すということが大事です。

③相違点を楽しみ、共通点を大事にする
年齢から来る相違を、ネガティブにとらえる必要はありません。

そもそも恋愛は、全く違う二人の人が親密になるということです。年齢が近くても、人それぞれに色々な違いがあるわけです。

年齢差があると、二人の違いを年齢のせいにしてしまうことが多々ありますが、どんな相手と付き合っても違いは必ず出てくるということを忘れてはいけません。

それを念頭に入れた上で、年齢から出てくる違いを楽しむということが大事です。特に、「新しい世界を知ることができる」と思えれば、年齢差はむしろポジティブなものになります。

例えば、彼が80年代の歌謡曲が好きで、彼がカラオケで歌う曲を一曲も知らない、というような場合でも、その時代の名曲を知ることを楽しめれば、それは知らない事を教えてもらう楽しみになったりするわけです。

また、年齢に関係なく持てる共通点を大事にすることも重要です。二人の共通の思い出、二人の共通の趣味・好み。そういったものにフォーカスすることもとても大事です。


年の差カップルの恋愛は、難しさもあるにせよ、ちゃんと成功させることができるものです。ただ、色々な難しさを乗り越えるためには、二人が共に努力をしなくてはなりません。年の差恋愛を頑張っている二人の幸せを願います!