デーティング・コーチ又は恋愛アドバイザーの選び方② 専門性+広い知識

前回は大まかなアプローチの違いについてお話しましたが、今回はデーティング・コーチの専門性について話したいと思います。

デーティング・コーチにも、それぞれ専門とする分野があります。

例えば、「恋人と別れたり、失恋をした後に立ち直る」という分野を専門としてるコーチ、「夫婦や長く付き合っているカップルの関係を良好に保つ」事を得意とするコーチ、または「ナンパ」の技術を専門とする人などがいます。

最も大まかな分け方をすれば;

①クライアントの性別 
「男性への恋愛アドバイス」のみをやっている方、「女性への恋愛アドバイス」のみをやっている方、男女両方を対象としている方という分け方が出来ます(男女両方を対象としている方が一番少ないです)。

②「交際するまで」なのか、「交際後」なのか
「好きな異性を落とす」ことを専門としているのか、恋人関係になった後の交際を良好に保つという分野を専門としているのか(ちなみに、男性クライアントを専門としているコーチは前者、女性クライアントを専門にしている方は後者が多いです。性別毎の欲求の違いを反映しているようで面白いです。)

ということになるでしょうか。

さらに、厳密にはデーティングコーチではないのですが、近い分野として、 ファッションアドバイザーや、作法や礼儀、マナーなどを教える方、ビジネス等に使える会話やコミュニケーションを教えている方などがいます。デーティング・コーチも、これらの技術を取り入れて独自のコーチング法にしている方が多いのではないでしょうか。

ただ、良いデーティング・コーチは、性別の専門性を越える必要は全くありませんが、「交際前」「交際後」などの分野に関しては、横断的な知識とコーチング技術を持っているべきだと思います。

つまり、女性へのアドバイスを専門としている方が男性へのアドバイスも出来る必要はありませんが、 交際前の異性を魅了する事を専門としている方は、交際後の事についてもアドバイス出来なければいいコーチとは言えない、という事です。

ここで、良いコーチに必要な要素が一つ浮かび上がってきました…

「デーティングに関する自分の専門分野を持ちながらも、自分の対象とする性別の恋愛に関して広い知識と経験を持っていなければならない」




…次回は、いいコーチの見分け方を話そうと思います。